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パン・ジャム・シリアル
パン・ジャム・シリアルのカテゴリーでは、主に「シリアル」や「ジャム」などの食品ロス商品を販売しています。ロスパンは、調理パンなどは取り扱いができない為、パンはトクポチでは稀に販売される程度です。
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パンの食品ロスについての豆知識
パンのフードロスについて
みなさんは、ロスパンという言葉を聞いたことはありますか?街のパン屋さんの閉店になっても売れ残ってしまうまだ食べられるのに捨ててしまうパンのことを指します。パン屋さんもせっかく自分達が作ったパンを廃棄したくはないのでロスが出ないように細心の注意を払われますが、それでも急な雨などで客足が想定より少なかった場合などにどうしてもロスパンが出てしまうそうです。
このロスパンが出る割合はそのパン屋さんによっても大きく異なりますが、業界平均として3〜5%は発生してしまうそうです。大きなパン屋さんでは5〜10%のお店も多いそうだ。
そのロスパンを減らそうという活動をしているパン屋さんが少しずつですが出てきているそうです。
その様なロスパンを減らす取り組みをいくつかご紹介したい。
①夜のパン屋さん
②予約販売のパン屋さん
③手抜きパン屋さん
①夜のパン屋さん
夜のパン屋さんとは、閉店したパン屋さんから廃棄されそうなパンを集めて、本屋さんなどの軒先でパンを販売するという方法です。
また、この取り組みはフードロス削減のためだけではなくコロナ禍で仕事を失った人に対して、パンの集荷や販売などの雇用を生み出す目的もあるそうです。
1つの取り組みで2つの社会問題の解決に挑戦する素晴らしい取り組みですね。
②予約販売のパン屋さん
こちらは、名前の通しアプリにて予約を受けてから生産して販売するのでロスが減るという仕組みのパン屋さん。
ロスが減れば、それだけ食材費や人件費も減るので、原材料にこれまで以上にお金をかけられそうですね。
③手抜きパン屋さん
こちらは、広島市のパン屋「ドリアン」さん。
このお店は元々、夜の11時から仕込みを行い夕方5時まで毎日働くというのを12年間続けていたそうですがそれでもほとんど利益が残らずこれは何かおかしいとお店を休業して、オーストリアに修行に行かれたそうです。そこではパン屋さんは4〜5時間しか働いていないのに、自分のパンより美味しかった事に衝撃を受けて1からパン屋さんとしてのやり方を考え直す事に。その結果辿り着いたのは、「手抜きをする」この言葉の響きは一見不味くなりそうですが、手抜きをして人件費を下げた分、これまでより高級な材料を使う事にしたそうです。また商品の種類も減らし菓子パンなど直ぐに捨てなくてはいけないパンなどもやめて、素材だけの美味しさで勝負する事に。この様な取り組みをしていくと結果的に働く時間が半分になったのと同時に気がつくとこの2年間1個もパンの廃棄が出ていないお店になったそうです。
フードロス削減は社会問題であり、社会問題は儲かり辛いから誰も本気でしないので社会問題のままになっていることが多いですが・・・
このパン屋さんの話を聞いていると儲ける為に本気で無駄を省いていくと、実は社会問題の解決に繋がっていたという話は、フードロスに限らず、さまざまな社会問題解決のヒントになるかも知れませんね。